船の体育館 保存計画

丹下健三設計の「旧香川県立体育館」をスポーツ記念館とする保存再生計画案である。従来の記念館のように物体を静的に展示するのではなく、「AR」と「仮設」により、双方向的で力動的、更新可能なイベントを導入することで、建築物としての旧体育館を際立たせることを目指している。特にスポーツが建築体となるようなARと仮設を追求しており、それらと旧建築物を結びつける鍵として丹下モデュールを応用している。