村内で最も大きな縄文時代の集落と思われる坂上遺跡。この遺跡の一部を、1998年に発掘調査した際出土した、縄文時代中期中葉(およそ5,300年程前)の土器片です。幅約11㎝。
全体に、二種類の工具で文様を描いているのがが見て取れます。また中央の膨らんだ部分は、何らかの生物を模したと思わる”抽象文”と呼ばれる文様の一部です。
坂上遺跡では、この時期の遺物が多く見られます。
(報告書No.16-10・[調査報告書はこちらから](https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/186))
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