グロブスター Globster

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Author name
Gene:HOX
Source
Sketchfab
Polygon Count
1,755,290
Release Date
2022-03-20
License
CC BY 4.0
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Asset Overview

1945年、日本の雀路羅市の海岸に全長250mの肉塊が打ち上げられた。 発見当初は死体かと思われたが、放射線パルス波を放ち続けていること、周期的な発光現象がみられることなどからこの生物は死んでおらず、休眠状態であることが判明し、雀路羅市全域が民間人立ち入り禁止区域となり、肉塊から数百m離れた放射線の範囲外に研究施設が設置された。 表皮は靱性が高く傷を付けることは不可能だったが、周囲の体液から細胞のサンプルを採取することに成功した。 細胞壁はケイ素で構成されており、また細胞内には多量の放射性物質が含まれていたが、DNAは未知の修復機構により常に修復され続けていた。 全体的にはどことなく恐蟹綱(Dinocaridida)を思わせる容貌をしているが、 節足動物のような複眼、脊椎動物のような尾、有爪動物のような肢、棘皮動物のようなキャッチ結合組織など複数の分類群の形質を併せ持っており、最大節約法を用いてもどの分類群に属すのか明らかになっていない。 背面の3列の棘状構造物は硫化鉄、窒化ホウ素、ケイ素化合物などから成り、その沈着には細胞内の共生細菌が役立っていると考えられる。 またその棘状構造物から数秒間に一度、100分の一秒間だけ放出される放射線パルス波は年々強まっており、2022年の現在では、一度のパルスごとに4.5×10⁹jものエネルギーが放出され続けている。