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栃原岩陰遺跡 縄文時代早期土器(報告書No.77-1)

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Author name
北相木村考古博物館 3D Kitaaiki Archaeology Museum 3D
Source
Sketchfab
Polygon Count
499,999
Release Date
2022-01-28
License
CC BY 4.0

Asset Overview


 栃原岩陰遺跡では、縄文時代早期の土器が多数出土していますが、この資料は、中でも少数の早期中葉から後葉にかけての土器となります。高さ約26㎝、口径は25㎝前後で、口縁部から底部まで、器形の復元が可能なほど残存率の高いものです。
 丸底で胴部がややくびれ、さらに4 単位の波状口縁という器形をしており、文様を見ると、内面の口縁部付近と外面の胴下半にやや大振りの山形押型文、胴上半部には竹管状の工具による押引文、他にも胴部をめぐる幅広の隆帯や、口唇部の刻み、さらに直径2 ㎜ほどの円形刺突など、様々な要素が入り混じった土器と言えます。
 発見当時は類例が無く、「相木式土器」とも呼ばれ、今日でもその位置づけをめぐって議論が交わされている、謎の多い土器です。
 またこの3Ⅾモデルについては、[『北相木村考古博物館研究紀要』第2号](https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/91482)の野口・藤森論文にも詳しく書かれています。
(報告書No.77-1・[調査報告書はこちらから](https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/90081))
(3Dモデル製作協力:野口淳氏)


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